■ はじめに
移乗介助は、腰を壊す最大の原因のひとつです。
実際、腰痛は労働災害の主要な原因とされており、
厚生労働省も
「抱え上げない介助」を推奨しています。
つまり――
“持ち上げる介助”はリスクが高い。
では、どうすれば腰を守れるのか。
現場で意識しているポイントをまとめます。
■ ① 持ち上げない意識を持つ
基本は「持つ」ではなく「ずらす」。
利用者さんの重心を前に移し、
自分は体重移動でサポートする。
腕の力で持つのはNG。
■ ② ベッドと車椅子の高さを合わせる
高さが違うと腰がねじれます。
移乗前の環境調整が最重要。
“すぐ終わるから”は危険ワード。
■ ③ 足幅を広く取る
足を閉じたままだと不安定。
肩幅以上に開き、
重心を低くするだけで負担が変わります。
■ ④ ひねらない
腰の故障は
「持ち上げ+ひねり」の組み合わせが多い。
方向転換は足から。
■ ⑤ 無理な単独介助をしない
男性介護士ほど
「自分がやる」が習慣化しがち。
2人介助は甘えではありません。
予防です。
■ ⑥ 補助機器を使う
スライディングボードや
移乗支援機器は“サボり”ではありません。
腰を守るための武器です。
■ ⑦ 介助後に一度リセット
中腰のまま次へ行かない。
一度立ち上がるだけでも
負担は軽減します。
■ よくある誤解
「若いから大丈夫」
「筋トレしてるから平気」
腰は蓄積です。
■ まとめ
移乗は避けられません。
だからこそ、
やり方を変えるしかない。
持ち上げない
ひねらない
無理しない
この3つを徹底するだけで
負担は大きく変わります。
腰が壊れる原因を知りたい方は
壊れない体づくりについては
